ゼロに還る旅の途中で
わたしのこと

2年振りに読んだ「営業の魔法〜この魔法を手にした者は必ず成功する〜」で、目に見えない愛情のカタチに気が付きました。

営業のお仕事を始め、がむしゃらに頑張るものの
成果が出ない日が続く‥。そんな主人公【小笠原さん】が
立ち寄った喫茶店で、光輝くビジネスマン【紙谷さん】に魅せられ
「営業を教えてください!」
純粋さと情熱でふたりのセッションが始まる物語。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

師匠紙谷さんが強い口調で伝えたこと。
「営業とは、お客さまの問題を解決するお手伝いをする職業です。
そして、お客さまと成長の感動を共有するという使命があるのです。」

営業って「ものを売る」お仕事ではないんです。
結果としてお客さまが手にしてくださり
数字っていうカタチで還ってくるだけ。
目に見えるものしか見ないでいると
本質を捉えることはできません。

2年振りにちゃんと読んで
矜持となった言葉。

もうひとつ、アメリカの心理学者であり哲学者だった
ジェイムズ博士の20世紀最大の発見。
【人間には、その人がなりたいと思うようになる性質がある】
つまり「イメージした通りの自分にしかなれない」ということ。

心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
のだから。

師匠紙谷さんは、12個の魔法を教えてくれました。
1、瞬間の沈黙
2、人間力
3、売らない営業
4、既成概念
5、応酬話法
6、二者択一話法
7、イエス・バット話法
8、質問話法
9、類推話法
10、推定承諾話法
11、肯定暗示法
12、ポジティブ・シンキング(陽転思考)

どんな魔法を手にしても
つまりどんな話法のスキルを手に入れても
人の心を動かすものは
その根底にある想いの深さ。
誰に喜んでもらいたい?
どんなお役に立てるだろうか
人間力を磨き続ける
営業は「道」

 

2年前に読んだとき
紙谷さんって人が嫌いでした。
この本との出会いが
職場の上司が、課題図書のように事務所へ持ち込んできて
お説教のように感じたからかも。
紙谷さんが、上司の姿に見えもし
紙谷さんが、家庭よりも仕事優先な自分の姿にも見え
紙谷さんの、お仕事以外での人との関わり方に
わたし、この人苦手。
言ってることは正しいし
実績あげてるけど
ロジックと理詰めで冷たさ感じた。

世界中がロックダウンした時代から
感染対策も慣れて経済廻してるいまの時代に

も一回読んでみて気づいたこと。
紙谷さんは愛情に溢れる人。
いつの間にか、愛情の受け取り方や
愛情表現に、自分の想いこみが強くなってた。
相手の表現が自分の欲しい方法じゃなきゃ
受け取れなかったんだよね。
欲しいカタチじゃなきゃ
愛情をみることが難しいかったな。
相手の愛情表現に、気付いていきたい。
理解を寄せていきたい。
わたしの愛情表現に、届け方に
彩りを拡げていきたい。

紙谷さん
目にみえない愛のカタチを
教えてくれた人。